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WhatsApp Business APIとは?仕組みと導入方法

WhatsApp Business APIとは何か、WhatsApp Businessアプリとの違い、導入方法、料金、新規アカウントの上限を解説します。

更新日:2026年11月2日 · 8分で読めます

WhatsApp Business APIを使うと、ビジネスはスマートフォンではなくソフトウェアからWhatsAppのメッセージを送受信できます。チャットボット、共有受信箱、CRM連携、注文状況のお知らせなどに使われます。現在Metaはこれを「WhatsApp Business Platform」、API自体を「Cloud API」と呼んでいます。Metaがホストしており、利用は無料で、送信したメッセージの分だけ料金を支払います。

WhatsApp Business APIの概要
項目内容
運営元Meta(クラウド)。自社でホストするOn-Premises APIは2025年10月に提供終了しました。
利用Metaからは無料。プロバイダーは自社ソフトウェアの料金を請求する場合があります。
メッセージ配信されたメッセージごとに、種類と国に応じて課金
こちらから送れる相手の数新規ビジネスは1日250人、最終的には無制限まで拡大
電話番号最初は2件、ビジネス認証後は20件
送信速度番号ごとに毎秒80件、最大1,000件

WhatsApp BusinessアプリとBusiness API、どちらを使う?

WhatsApp BusinessアプリとWhatsApp Business APIの比較
項目WhatsApp BusinessアプリWhatsApp Business API
使い方スマートフォンのアプリとリンク済みデバイス専用アプリはなく、ソフトウェアを接続して使う
返信する人自分と数台のデバイス人数無制限のチームメンバーとボット
オートメーションあいさつメッセージ、不在メッセージ、クイック返信チャットボット、フロー、AI、CRM連携
こちらから送るメッセージブロードキャストリストと有料のビジネスブロードキャスト承認済みのテンプレートを、オプトインした人に送信
料金アプリは無料、ビジネスブロードキャストは有料利用は無料、メッセージごとに課金

手作業で返信している小さなお店なら、アプリで十分です。/guides/whatsapp-auto-replyと/guides/whatsapp-broadcast-listをご覧ください。APIが向いているのは、スマートフォン1台では対応しきれないほどメッセージが届くビジネス、返信を自動で送りたいビジネス、WhatsAppをほかのツールと連携させたいビジネスです。

導入方法

  • プロバイダー経由(一般的な方法):MuChatのようなツールがMeta公式の登録画面を開くので、Facebookでログインし、ビジネスを選んで、電話番号と表示名を追加します。コードは不要です。MuChatの場合、メッセージの料金はMetaから直接請求されます。
  • Metaから直接:開発者がMetaアプリを作成し、電話番号を登録して、Cloud APIで連携を開発します。Metaがこの方法を認めているのは、自社のビジネスで使う場合だけです。

どちらの方法でも、次のものが必要です。

  1. 01Metaのビジネスポートフォリオ(無料。登録画面で作成できます)。
  2. 02SMSか電話を受けられる、自分の電話番号。短縮番号は使えません。WhatsAppアカウントがある番号は、先にそのアカウントを削除する必要があります(下で説明するようにWhatsApp Businessアプリから接続する場合を除きます)。
  3. 03ビジネスに合った表示名。Metaの審査があり、承認されるとチャットに表示されます。
  4. 04Metaがメッセージの料金を請求できるよう、アカウントに登録した支払い方法。

同じ番号でWhatsApp Businessアプリを使い続ける

プロバイダー経由なら、すでにWhatsApp Businessアプリで使っている番号を接続し、APIと並行してアプリも使い続けられます。過去180日分のチャットも引き継がれ、アプリから送るメッセージは引き続き無料です。ただし、一部のアプリ機能は使えなくなります。ブロードキャストリストは閲覧のみになり、あいさつメッセージ、不在メッセージ、クイック返信、ラベル、カタログは機能しなくなります。少なくとも14日に1回はアプリを開いてください。開かないと接続が切れることがあります。

新規アカウントの上限

メッセージをくれた人への返信には、1日の上限はありません。上限があるのは、テンプレートを使ってこちらからメッセージを送る場合です。この上限は、直近24時間に、ビジネスのすべての番号を合わせて、会話の外でメッセージを送った相手の人数で数えます。

  • 新規ビジネスは1日250人。
  • Metaのビジネス認証を受けるか、30日以内にテンプレートメッセージ2,000件が高い品質評価で配信されると2,000人。
  • その後は10,000人、100,000人、無制限と上がります。メッセージの品質が高く、上限の半分以上を使っていれば自動で引き上げられます。

ビジネス認証は、Metaのビジネス設定でビジネスに関する書類を提出して行います。認証を受けると、電話番号の上限も2件から20件に、テンプレートの上限も250件から6,000件に増えます。プラットフォームの利用開始から30日が経てば、ビジネス認証済みで、2段階認証を有効にし、承認済みの表示名があるビジネスは、青いチェックマーク(Metaの公式ビジネスアカウント、Official Business Account)を申請できます。Meta Verifiedはこれとは別の、WhatsApp Businessアプリ向けの有料バッジです。

WhatsApp Business APIの料金

Metaの利用自体は無料です。Metaは配信したメッセージごとに料金を請求し、料金はメッセージの種類(マーケティング、ユーティリティ、認証、サービス)と相手の電話番号の国で決まります。相手から届くメッセージは無料で、番号ごとに毎月最初の1,000件のサービスメッセージも無料です。Click-to-WhatsApp広告からメッセージが届いた後の無料のウィンドウ内で送るメッセージもすべて無料です。各国の料金は/tools/whatsapp-pricing-calculatorで確認できます。

守るべきルール

  • 24時間ウィンドウ:相手からメッセージが届いてから24時間は、どんな内容でも返信できます。相手から新しいメッセージが届くたびに、時間はリセットされます。
  • テンプレート:ウィンドウの外では、Metaが承認したメッセージテンプレートしか届きません。/guides/whatsapp-message-templatesをご覧ください。
  • オプトイン:メッセージを送れるのは、ビジネスからの連絡に同意した人だけです。また、同意を得るときにビジネス名を明示する必要があります。

できること

  • 返信ボタン(3個まで)とリスト(選択肢10個まで)。相手は入力せずタップで答えられます。
  • カタログの商品メッセージ。相手はカートに入れて送り返せます。
  • WhatsApp Flows:予約、申し込み、アンケートに使えるチャット内のフォーム(認証済みビジネス向け)。
  • 通話:相手はWhatsAppで無料で電話をかけられます。こちらから電話をかけるには相手の許可が必要で、米国やカナダなど一部の国では利用できません。
  • AI返信。Meta Business Agent(Meta独自のAI)か、接続したツールで返信します。

MuChatでWhatsApp Business APIを使う

MuChatなら、Metaの登録画面から数分で電話番号を接続でき、Metaが認める場合はその番号でWhatsApp Businessアプリも使い続けられます。キーワード返信とフローがすぐに応答し、それ以外はチームがInstagramやMessengerと同じ1つの受信箱で対応します。テンプレートによる一斉配信は、オプトインした人に届きます。MuChatがMetaのメッセージ料金に上乗せする料金はありません。/product/whatsappをご覧ください。

すべてのWhatsAppメッセージに返信

MuChatはWhatsAppのメッセージにすぐ返信し、オプトインした人にテンプレートによる一斉配信を送ります。Freeプランはカード登録不要です。